破産者でも借りれる金融会社｜救いの手はどこにある？

破産者でも借りれる金融会社は？

自己破産を経験してしまうと、その後はクレジットやカードローンの利用が出来なくなると言われますが、実際にはそうではありません。

実際に自己破産経験のある方でも借入ができている方も多く存在します。

中小規模の消費者金融会社で借りる

破産者でも借りれる金融会社としておすすめなのは中小規模の消費者金融会社です。

中小規模とは以下の大手消を除いた消費者金融会社。

大手と中小規模の消費者金融会社では、審査の基準にそれぞれ特徴があり、これら大手の消費者金融会社ではアナタの信用情報によって貸せるか貸せないかを決めていきます。

一方、中小規模の消費者金融会社ではアナタの信用情報も参考にしますが、今のアナタの年収や他の金融機関への支払いが真面目にされているか？などの状態を考慮にいれてくれる傾向にあります。

また、審査時のアナタの人柄なども融資するかの参考にしている事もあったりするので、受け答えはしっかり行うと印象が良くなり、借入ができる可能性も上がります。

もちろん、アナタの年収や返済状況、人柄が全て良かったとしても必ず借入ができるとは限りませんが、大手の消費者金融と比べると破産者でも借りれる金融会社は多いです。

審査基準も大手とは異なり会社ごとに独自の基準があるようなので、1社の審査に落ちたからといって諦めずに2社3社と相談に行ってみると破産者でも借りれる金融会社が見つかる可能性があります。

中小規模の消費者金融会社で借入れを行うメリット

破産者でも借りれる金融会社で借入れを行うと良い事もあります。

中小規模の消費者金融会社で借入れをしても信用情報機関にはアナタの情報が記載されて行きます。

ここで返済をキッチリと行っていればアナタの信用が上がって行き、大手の金融会社でも借入ができるようになる事もあります。

中小規模の消費者金融会社は破産者でも借りれる金融会社が多いというのもメリットですが、しっかり対応をしておけば、アナタの信用度UPの助けになるメリットにもなります。

普通ならアナタの信用情報は5〜10年は事故情報として信用機関に残りますが、中小規模の消費者金融会社での信用のおかげで5〜10年待たずに、大手での借入ができるようになったというケースもあります。

中小規模の消費者金融会社のデメリット

大手も中小規模の消費者金融会社でも、年利の上限は20％までと同じですが、借入できる金額が大手よりも少額であるというデメリットがあります。

他に借入や返済ができるATMが大手よりも少なかったり、大手のような２４時間即日借入OK！のようなサービスがなかなか受けられない事もあります。

中小規模の消費者金融会社で注意する点

破産者でも借りれる金融で一番有名なのはヤミ金ではないでしょうか？

中小規模の消費者金融会社は大手に比べると知名度も低く、地域限定でやっているような小規模の消費者金融会社は無名に等しいので、中小規模の消費者金融会社はヤミ金と思われがちです。

逆に小規模の消費者金融会社だと思って借入れをさしてもらおうと連絡をしてみたら、ヤミ金だった！という話も聞いたことがあります。

誤ってヤミ金に連絡してしまうと、怒涛のごとく融資の話を持ちかける連絡が入る事もあるので、間違ってヤミ金に連絡を入れてしまうような事は避けましょう。

消費者金融以外で破産者でも借りれるところは？

質屋で借りる

質屋も破産者でも借りれる金融業の一つです。

アナタの家にある物を担保にお金を借りる事ができます。

質屋は他の金融会社とは違って年利が上限109.5%までつける事ができるので、利息が消費者金融よりも高くなっている事がほとんどです。

とは言え、お金が返せなくなった場合でも担保の品物が質に流れるだけなので、調べた限りではアナタの信用情報に傷がついたり取り立てに至ることもないので安心です。

保険会社でも借りれる

破産者でも借りれる金融会社と言えば保険会社も、その１つになるでしょう。

保険会社には解約返戻金を担保にして借入が行える契約者貸付というサービスがあります。

詳しい内容は保険会社によって異なるので、アナタの契約している保険会社に問い合わせてみてください。

銀行に定期預金があれば借りれる

アナタが定期預金を銀行で行っていれば、定期預金を担保に借入が行えます。

概ねどの銀行でも預金金額の90％を超えない範囲での貸付を行っているようです。

利息も消費者金融会社に比べると低めの設定になっているので、もし定期預金があるなら銀行に相談してみましょう。

破産者でも借りれる公庫など

日本政策金融公庫

条件が色々ありますが、破産者でも借りれる金融会社や機関を探している理由がコロナ関連だと借入れが行えるかもしれません。

ただ消費者金融会社に比べると申請がややこしく、条件も厳しいので参考までに紹介しておきます。

日本政策金融公庫

東京・神奈川・埼玉・千葉の方は生活サポート基金へ！

生活サポート基金は、多重債務者などのサポートを行っている団体です。

残念なのが利用対象地域が都内や神奈川・千葉・埼玉の範囲に限定されているところです。

一般社団法人 生活サポート基金

東京・神奈川・埼玉・千葉以外の方は？

消費者信用生活協同組合（岩手県・青森県）

ヒューファイナンスおおさか(一般財団法人大阪府地域支援人権金融公社)

また、千葉県には生活サポート基金以外にもくらしと家計の相談室という組合があります。