ちょっと小耳にはさんだんですけど、ビジネクストって取り立てが厳しいんですか?
「ビジネクスト」の取り立てですか?どういう流で取り立てされるか解説しますね!
ビジネクストの取り立ては厳しいの!?
ビジネクスト(現アイフルビジネスファイナンス)は
- 担保不要
- 保証人不要
- 来店不要
の3拍子揃った事業者向けの金融サービスを行なっている会社で融資も最短即日とスピーディーで利用者も非常に多いので有名ですが、返済が滞った時のビジネクストの取り立ても厳しいと有名ですが本当なのでしょうか?
ビジネクストの取り立ての流れ
返済日翌日から延滞損害金発生と電話による督促
ビジネクストへの返済が1日でも遅れると、通常3.1%〜18%の利率が延滞損害金の発生で20%に上がります。
さらに返済期限の翌日から数日以内に「支払いをお忘れではないですか?」といった内容の確認電話が入ってきます。
ここで返済を行えば全てが穏便に終わります。
ですが、無視してしまうと連日のように催促の連絡が入り職場にも連絡がくるようになります。
また、連絡が入るたびに口調が厳しくなって行き、経験者によれば「昭和の取り立て屋か!」と言うような口調だったということです。
どうしても返済金が足りない場合は少額でもいいので返済を行うことでビジネクストからの取り立ての連絡は一旦収まる場合もあります。
少額返済を行う前にはからなずビジネクストへ相談をしてからにしましょう。
督促状が送られてくる
電話での催促も無視していると督促状が届きます。
この督促状も無視すると返済日から61日後に契約が強制解除となり、同時に法的な手続きが取られビジネクスト側から「法的手続きに入りました」という予告が届きます。
債権の譲渡
返済の滞納が続くとアナタの債権は債権回収業者へ譲渡されます。
債権の譲渡が行われたという事はビジネクストから「もうアナタには2度とお金は貸しませんからね!」という意思表示だと思ってもらって間違い無いでしょう。
債権回収会社というのは、債権回収のプロ中のプロですから、必ずアナタから取り立てを完了させます。
とはいえ、ヤミ金などのような怒鳴り込んだりといった回収は行う事はなく法律を遵守した正攻法で取り立てを行い強制執行まで完遂します。
強制執行が入るとアナタの財産と給料にまで差し押さえができ、この状態になると弁護士を間に入れても強制執行を取り下げるのは難しくなります。
なお、差し押さえ可能な給料は1/4までと法律によって定められています。
ちなみに債権の回収はアストライ債権回収という会社に譲渡されます。
ああ!前に架空請求メールがきた時に使われてた会社の名前だ!でも今回のは本物ですね。
一括請求が裁判所より届く
裁判所から一括請求が届く頃には、アナタの信用情報は事故情報として金融機関に登録されているので、5〜10年間はクレジットでの買い物やローンなどが組めず、下手をすると事業で使う仕入れなどもできなくなる恐れがあります。
さらにこの段階になると、いつ裁判所から強制執行がきてもおかしくない状態になっているので、早急に法テラスや弁護士に相談などの手を打たないとアナタはまともに事業を続けるのも難しくなるでしょう。
なるほど・・ビジネクストの取り立ては厳しいって話だけども、きちんとした法的手続きで行われるんですね。
ノンバンクの会社なので、催促の連絡が増えたり、口調が厳しくなることはあるかもしれませんが…。
ビジネクストの取り立てはここが厳しい
ビジネクストの取り立てが厳しいと言われる理由には「返済日の変更が効かない」という事があります。
これは担保不要・保証人不要・来店不要という借り入れの緩さゆえ、返済に関しては非常に厳しくしておかないと滞納される危険性が増えるというビジネクスト側のリスクマネジメント的な理由があるのでしょう。
ちょっと次の決済日まで待って!っていっても聞き入れてはもらえないのか💧
絶対とは言えませんが、ほぼほぼ返済日延期の相談には乗ってもらえないようですね。
ビジネクストの取り立てを回避するには?
カードローンなどの利用
おすすめはできませんが、早期に完済を行えるなら金利がつかないカードローンなどに一時的にお金を借りて返済にあてる方法です。
ただ、この方法は多重債務になるリスクが非常に高いので、よく考えて行なってください。
金利の安い所で借り換える
ビジネクストよりも金利の安い所でお金を借りて全額返済してしまいます。
ビジネクストは簡単に素早く借りれると言うメリットがある反面、金利が少々高めと言うデメリットがあります。
多少借り入れを行うのに時間はかかりますが、銀行や日本政策金融公庫などはビジネクストよりも低い金利で借り入れが行えます。
チャンス到来で直ぐにでも資金が欲しい時にビジネクストで借り入れを行い、同時に金利は低いが借り入れまでの時間がかかる所にも、借り入れ申請を出しておけば返済も楽になるかもしれません。
ただ、ビジネクストに全額返済する場合には早期返済違約金と言うものが発生する場合があるので、全額返済する前には必ずビジネクストに相談の連絡を入れるようにしましょう。
債務整理を行う
借金の債務整理といえば自己破産ですが事業者の場合は個人の自己破産のようには行きません。
自己破産した場合は、財産となるものは全て返済に当てられるので下手をすると事業に必要なものまで差し押さえられることもあり、自己破産後に事業継続ができなくなることも。
テナントなどを借りて事業を行っている場合は、事業が続けられなくなればテナントの原状復帰の代金や管財人への費用の支払い、弁護士への費用などを払わなくてはならず、その金額は数百万円以上かかる事もあります。
無論、自己破産後も事業を行う事はできますが、一度信用がなくなってしまったアナタの会社や店と取引を続けてくれる業者があるとは思えないので、事実上事業を続けるのは困難になるでしょう。
取り立てされないように注意しないとね!
計画的にしっかり返済していれば取り立ての心配をすることもありませんし、頼れる味方になってくれますよ!