なにはともあれ、最後に頼りになるのは親だよねぇ〜、車買うとか言って200万円くらい借してくれないかなぁ!
親御さんからでも、まとまったお金借りるとなると税金が絡むこともありますので、要注意です!
親にお金を借りる時は正直に!
何か困った時に、最後に頼りになるのは、やはり親です。
とは言え、生まれた時からアナタのことを、見続けてくれているのですから、お金を借りる理由が嘘であったら見抜かれてしまうでしょう。
突然の用事、遊び過ぎで使い過ぎてしまった時でも、嘘を隠さずに親に伝えるようにしましょう。
もし、嘘がばれずに親からお金を借りる事ができたとしても、その後の親に対する罪悪感が残る事でしょう。
もしかしたら、親との付き合いがギクシャクしたり、アナタの態度で、後から嘘だったとバレるかもしれません。
後からバレたときのことを考えると・・・余計に親と付き合いにくくなっちゃうよな・・。
ウソも困りますが、親御さんからお金を借りる際はほかにも注意する事があるんです!
親にお金を借りる時の注意点
親にお金を借りる時に注意するのは、嘘をつかない事だけではありません。
家族間でもお金のやりとりには贈与税がかかる
年間110万円以上、親にお金をもらうと贈与税がかかるのをご存知でしょうか。
贈与税は個人からの贈与によって財産を取得した場合に、その取得した財産に課税される税金です。(国税庁HPより引用)
これは、親子間でも適用されます。例えば親が年間110万円以上、借金の肩代わりをすれば贈与税が発生します。
もちろん、税金を払わずにいると、脱税になってしまいます。
親子の間でのやり取りも国税は把握できますよ!
親にも国税にも正直にしなきゃ・・💧
贈与税がかからない親とのお金のやりとり
親からお金を借りて贈与税を取られるなんて、できれば避けたいですよね。
親にお金を借りる場合で、贈与税が発生しないようにする方法は、
- 年間で110万円以上もらわない
- 借りたお金は利子をつけて返済する
といった2つの方法があります。
年間110万円以下であれば贈与税はかかりません。
ただし、親から110万円以上のお金を借りて「出世払いで返すね!」なんていう場合には、贈与と見なされ贈与税を徴収されます。その対策として「利子を付けて返します」といった手続きを踏めば、贈与とは見なされずに済むわけです。
ええ!親にも利子をつけて返済するんですか!!
そうしないと贈与税発生の対象となりますね。親御さんからの借り入れでも、1%でも利子をつけて返すようにすれば贈与にはあたりませんから!
親子でも記録を残すことで贈与税対策を
贈与税がかかる110万円以上のお金を親から借りる場合には、税務署への対策としてしっかり借用書も作っておきましょう。
借用書は上の図のように作り、必ず利息の項目を書いておきます。
さらに返済は手渡しでなく、銀行経由の振込で行うようにしましょう。
そうする事で、税務署に対して「利息付きで返済している」という証拠になります。
アナタの作った借用書に公的効果をプラスしたいなら、公正役場で製作するのもよいでしょう。
ただし、毎年のように110万円以下を借り続けていると、税務署から税金逃れと思われる可能性もあるのでご注意を!
親にまとまったお金借りるのも、なんだが大変そうだなぁ・・・。
借用書を準備したり、贈与税の心配をしたりするのが面倒であれば、安心でスピーディーなカードローンをチェックしてみたらいかがでしょうか。
\ 24時間借入可能 /
今すぐお金を借りる
親から金を借りた時に贈与税がかからないもの
贈与税は全てのお金のやりとりに対して発生するわけではありません。
110万円以上親からお金を借りたり貰ったりしても、その用途によっては贈与税がかからないものもあるのです。
ここでは、一般的に借りたり貰ったりしそうなお金で、贈与税がかからないものを紹介していきます。
結婚式の費用
近年では盛大に結婚式を行う方も少なくなったと聞きますが、それでも費用はかかるものです。
親からも一大イベントとして、まとまったお金を渡されると思います。
結婚式の費用は、300万円までの受け取りは非課税となります。
ただ、非課税の条件として、20〜50歳までの新郎新婦となります。
この渡された300万円は、新居への引っ越し、家具などの購入の費用に使っても構いません。
詳しくは、内閣府ホームページをご覧ください。
子育て費用
新婚の二人にとって、子育てにかかるお金は非常に大きな負担です。
時には親にカンパをしてもらう時もあるでしょう。
子育てにかかる費用で、700万円までのカンパは非課税になります。
結婚式の費用と合わせると最大1,000万円までとなるので、かなり余裕ができるのではないでしょうか?
生活費や教育費も非課税
親元から離れて一人暮らしをしている方にとって、親からの仕送りは大変助かるものです。
生活費や教育に関する費用としての仕送りは課税対象外。
ただし、仕送りしたお金を生活費や教育費以外の目的で使えば、年間110万円以上の金額について、贈与税が発生します。
親ではなく祖父母から教育資金をもらう場合は、下記のいずれかの方法でもらえば非課税となります。
- 一括でもらう場合は最大1,500万円まで
- 入学金や学費など都度必要な資金をもらう
ただし、30歳未満の受贈者対象で教育資金として使う場合に限られます。
家の購入は3,000万円まで非課税
若い方達にも住宅の購入や増築などにかかる負担を減らす目的で、3,000万円までの親からの借り入れは非課税になります。
細かな条件に関して、詳しくは政府広報をお読みください。
借金の肩代わりも条件付きで非課税
もし、アナタが多重債務に悩んでいて、借金のお金をまとめて返そうと、親に相談しお金が借りれたり、貰えたりした場合、条件付きで贈与税の支払いは、免除されます。
免除される条件としては、生活に困窮しており、借金返済ができるような収入がない者になります。
親にお金を借りるよりカードローンが楽?
結婚や住宅購入以外のお金を借りるなら、借用書など面倒のいらないカードローンから借りる方が楽な場合もあります。
カードローンからの借り入れなら贈与税の心配は不要、親にいちいち理由を説明する必要もありません。
また、即日借り入れられて、お小言を言われる事もないです。
一時的に借り入れて、すぐに完済すれば金利もかからず返せるカードローン会社も多くあるので、アナタに合った会社を探してみるのもよいでしょう。
\ 24時間借入可能 /
今すぐお金を借りる
う〜ん、確かにまとまったお金を借りるならカードローンのが楽な気がするなぁ。
ただし、カードローンで借り入れをすれば金利もかかりますし、借りすぎには注意ですね!
親にお金を借りるなら
親からお金を借りるのに税金がかかるということを知らない方も少なくないでしょう。
知らなかったとは言っても、申告を怠れば通常納める税金に「無申告加算税」にてより多くの税金を課されることになります。万が一知らなかったとしても、気づいたらできるだけ早く税務署に申告するようにしましょう。そうすれば無申告加算税を課されずに済む場合もあります。
逆に、贈与税が発生することを知りながら隠していた場合、税務署にバレて悪質だと判断されれば脱税とみなされ、10年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金となることも。
たとえ親からお金を借りる場合でも、まとまったお金を借りるのであれば、贈与税についても理解した上で対策や手続きをしましょう。
税金はケースバイケースで、非常にわかりにくい部分も多いので、不明な点は国税庁の相談窓口やお近くの税務署、気軽に質問ができる法テラスなどに相談してみるのもよいでしょう。