2019年に幼児教育・保育の無償化が始まり、幼稚園代の負担が随分楽になったという家庭も多くなりました。
子育て支援新制度の認可された幼稚園は3〜5歳までは無料で預かってもらえ、子育て支援新制度の認可外の幼稚園は月額25,700円までが支給されます。
時間外の預かり保育も月額11,300円分まで無償で預かってもらえるようになり家計も非常に助かっているのではないでしょうか?
それでも、まだまだ幼稚園代が払えないほど生活が苦しいって人も多いんですね!
お子様にかかるお金は幼稚園の月謝以外にもありますよね!月謝が払えない時はどうすればいいのか、解決策を紹介します!
それでも幼稚園代が払えない時の解決策
新制度の補助や補助金を受けながらでも、幼稚園代が払えないと言う方は以下を考えてみましょう。
- 共働き
- 家計の見直し
- 補助金の利用
- 親に相談
- 幼稚園に相談
- カードローンなどの利用
共働きでなんとか乗り切る
ほとんどのご家庭は共働きが当たり前になっていると思いますが、もし収入がアナタかパートナー、いずれかだけなら共働きをしてみましょう。
子供が園に通っているだけの限られた時間だったり、行事や子供の発熱などで休まないといけなかったり、働くにしても条件が厳しくて仕事がなかなか見つからないかもしれません。
ですが近年なら在宅ワークと言うのもあるので、割と時間の自由の利く仕事もないわけではありません。
家計の見直しで節約する
毎月お金が足りないなぁ〜と悩んでいるアナタは、月にどれくらいのお金がどこに使われているのかを家計簿につけてみましょう。
家計簿をつけてみると、無駄な出品も発見できます。
例えば銀行からお金を下ろすときにコンビニを利用すれば、それだけで手数料が数百円かかります。銀行ATMで無料の時間帯に下ろすだけで手数料は一切かかりませんよね!これが積み重なれば、結構な金額になってしまいます!
たしかに、お財布から現金を出さないからあんまり気にしてなかったけど、もったいないよな。
補助金も上手に利用しよう!
児童手当
子供を育てる時の補助金として一番有名なのは児童手当ではないでしょうか?
0歳児から中学卒業まで支払われる手当てです。
児童手当は0〜3歳未満までは15,000円、3歳以上〜中学卒業まで10,000円が支払われます。
給付を受けたい方は必ず申請を行いましょう。
児童手当の申請については、お住まいの地域の自治体のホームページや窓口で確認してくださいね!
私立幼稚園就園奨励費補助金
「私立幼稚園就園奨励費補助金」というのは、公立の幼稚園に比べると高額な費用がかかる私立の幼稚園に通われているご家庭が利用できる補助金です。
近くに公立の幼稚園がなかったり、公立の幼稚園は人数制限で弾かれてしまったり、色々な理由で入園できなかった方もいると思います。
育児教育・保育無償化により補助金の金額は少々下がったようですが補助を受けられるなら受けておいたほうが助かるのは間違いないです。
幼稚園代が払えない!最後の対処法
親族に相談してなんとかしてもらう
共働きで職についていても低賃金で生活がままならないと言う場合もあるかと思います。
その時は頼みづらいかもしれませんが両親に相談してみましょう。
可愛い孫のことですから喜んで援助してくれるかもしれませんし、援助して貰うのは申し訳ないと思うなら借りる方向でなんとかならないか聞いてみましょう。
案外すんなりと援助してもらえたり、貸してくれると思いますよ。
幼稚園に相談してみる
幼稚園代が払えないからと言って月謝を払わずに放っておくと、私立なら3ヶ月もすると強制退園の話がくるでしょうし、公立なら最悪アナタの財産を差押えという事になってしまいます。
幼稚園代が払えない状況になってしまった時は恥ずかしがらずに幼稚園に相談してみましょう。
支払いはしばらく待ってもらって、滞納した分は分割での支払いという事にしてもらえる事もあります。
2021年現在ではコロナ禍により仕事が減ってしまい失職や給料が下がっている家庭も多いので相談に乗ってくれる幼稚園も少なくないはずです。
カードローンなどの利用を検討
入園時の入園料や制服代などの支払いで一時的にお金が足りず幼稚園代が支払えないという場合、ボーナスなどの臨時収入が見込める方なら、カードローンの利用も考えてみると良いでしょう。
国や県や市からの補助金よりもスピーディーに手元にお金を受け取ることができますし、親や幼稚園に頭を下げなくて良いという利点があります。
カードローンは金利が発生しますが、中には30日以内の全額返金なら金利0という会社もありますのでチェックしてみてください。
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そもそも幼稚園代が払えなくなる原因は?
子育て支援新制度で多くの家計が助かっていますが、補ってもらえるのは月額分だけで、以下の3つは対象にならず保護者の負担となります。
- 送迎費
- 食材費
- 行事費
これ以外にも保護者会費だったり、保護者同士のお茶会だったり、子供だけでなく大人にもお金がかかります。
このため、気づかないところで出費が発生してしまい幼稚園代が払えない状況になっている場合があります。
国だけでなく各都道府県や市にも支援金制度があるので、お住いの地域の自治体に問い合わせてみましょう!
入園時には入園金など一気にお金がかかります
月謝など毎月必ずかかるお金以外にも入園時には、入園金や制服代や教材代、自家用車で送迎するならチャイルドシートなどで10万円20万円がポーンと出て行ってしまいます。
これじゃ幼稚園代払ない方も出てくるでしょう。
時間外の預かり保育
両親が共働きなどで幼稚園の時間外まで子供を預かってもらうと、月謝の他に預かり保育代もかかってきます。
支援制度の認可された幼稚園なら月額11,300円、認可外の幼稚園なら37,000円までの預かり料が補ってもらえ、住民税が非課税の世帯なら最大42,000円まで補われます。
これならほとんどのご家庭で、幼稚園代が払えないという事はないとは思われますが大都市部の幼稚園などでは、とても足りないと言う声も聞きます。