なんか家計が厳しいみたいで。専門学校の入学金が払えないかもしれません。
教育に関する資金を確保する方法はいくつかありますよ!
専門学校の入学金が払えない時の対処法
専門学校の入学金の相場は、20万円前後。専門学校入学時には、入学金のほか、授業料や設備費、実習費等の名目で費用が発生します。親元から通えない場合は、別途生活費も必要となるでしょう。
専門学校に行きたくても、費用が高すぎて払えない!と頭を抱えていませんか。
そんなときは、国や自治体、金融機関等が提供する貸付制度について調べてみましょう。
国の教育ローン「教育一般貸付」の利用
日本政策金融公庫から借りれる教育のための「教育一般貸付」という制度があります。
中学校卒業以上の子どもの入学金や授業料、受験費用等の用途で融資してもらえる制度です。
金利は令和4年10月時点で1.80%と低めに設定されており、上限350万円までの借り入れが可能。さらに一定の条件をクリアすれば上限が450万円まで上がります。
一定の条件としては、海外留学や大学院への進学のほか、自宅外通学も該当します。
返済期間は18年以内となっていますので、ゆとりをもって返済していくことができます。
教育一般貸付は、受験前でも申し込みが可能で、受験費用であれば合格前でも利用可能です。
合格発表後は申し込みが増えて、入学金の支払い期限までに貸付が完了しない可能性もあります。申込後のキャンセルも可能ですので、2~3ヶ月前に早めに申し込みをしておくと安心です。
金利は変動しますし、世帯年収等の条件によって借り入れできる金額も変わります。詳細は日本政策金融公庫の公式ページを参照してください。
金融機関の教育ローンの利用
銀行や信用金庫等の金融機関が提供する教育ローンもあります。
銀行により借り入れの金利や上限金額が異なります。民間の金融機関の場合は、全般的に国の教育ローンより上限が高く、金利ややや高めに設定されていますが、国の教育ローンほど融資の条件が厳しくありません。
国の教育ローンの上限では不足する、条件が合わなかったといった場合には、民間の金融機関を検討してみるといいでしょう。
金融機関の教育ローンでも、入金まで2週間ほどかかることがあります。こちらも余裕をもって申し込みしましょう。
教育ローンで借り入れできる金額や金利は銀行によって異なります。お近くの銀行や信用金庫の窓口で相談してみてくださいね!
消費者金融の利用
教育ローンを申し込みしたものの、専門学校の入学金支払い期限までに資金調達が間に合わないときは、消費者金融のカードローンを検討してみましょう。
国の教育ローンや金融機関の教育ローンと比較して、カードローンの金利はグンとアップしてしまいますが、国の機関や金融機関での手続きよりスピーディに資金調達できるのが魅力です。
カードローンは、短期間で返済できれば金利がかからなかったり低く抑えられることもあるので、国や金融機関から振り込まれるまで、一時的な資金調達として活用するのに便利です。
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専門学校の入学金が払えないときは学校にも相談
入学金の支払いが厳しい場合、分割や延納・減免等で対応してくれる学校もあります。どうしても入学金が準備できなかった場合は、学校の担当者に相談してみましょう。
独自の奨学金制度を導入している学校もあります。
専門学校生が受けられる奨学金
専門学校の入学金が支払えない状態だと、授業料の支払いも厳しいのではないでしょうか?
そんな時は、奨学金や教育支援金なども申請しておきましょう。
日本学生支援機構の奨学金
多くの学生が利用しているのは、日本学生支援機構からの奨学金です。
日本学生支援機構では、返済が必要となる「貸与奨学金」と、返済不要の「給付奨学金」の2種類あります。申し込みのタイミングや貸与条件など、それぞれ非常に細かく定められています。
詳細は以下のリンクから確認してください。
日本学生支援機構のサイトに、奨学金がもらえるのか、いくら借り入れできるのかをシミュレーションできるサービスもありますよ!
日本教育公務員弘済会の奨学金
日本教育公務員弘済会という公益法人による「貸与奨学金」もあります。
日本教育公務員弘済会では、無利息で学資金を貸与してもらえる制度で、学校での最短就業期間を耐用期間として、修行期間1年ごとに25万円以内、100万円を限度として借り入れが可能です。
このほかにも、新聞社が提供している新聞奨学金というのもあります。詳細は各新聞社に問い合わせてみてくださいね!
教育支援金
所得の少ない世帯等に資金の貸付や相談支援をする社会福祉制度「生活福祉資金貸付制度」にも教育支援金があります。
条件と満たしていれば、専門学校生には6万円、特別な事情がある場合には最大9万円まで無利子で貸付してくれるうえ、返済期間は最長で14年となっているので、返済にも余裕があるでしょう。
どうしても専門学校の入学金が払えないときは別の道も考えてみよう
ハローワークの利用
専門学校は手に職をつけるための学校といえますが、専門学校に通わなくても手に職をつけることは可能です。
例えばハローワーク(公共職業安定所)では「職業訓練校の生徒募集」等も行っています。
職業訓練校というと、建築や土木等のイメージが強いかもしれませんが、ネイリストの養成やIT関係等、その内容も多種多様です。
専門学校よりも安い入学料や授業料で、手に職をつけられる職業訓練校もチェックしてみる価値があるでしょう。
自衛隊に入隊する
自衛隊というと、過酷な訓練といったイメージがあるかもしれませんが、自衛隊にも様々な職種があります。
例えば、海が好きな方なら船舶免許を取得して船に乗るといった選択肢があり、料理を作るのが好きな方なら調理を専門とする仕事も。ほかにも重機を扱ったり、車の大型免許が取れたり、学費を払うどころか収入を得ながらこうした経験を積むことが可能なのです。
自衛隊にも奨学金制度があるんですよ!
職場体験をしてから専門学校
入学金が払えなくて専門学校に入学するのが難しいい場合は、自分のなりたい職業を体験できるアルバイトをして入学金を貯める方法もあるでしょう。
専門学校に入学するのは遅くなりますが、その体験もあなたにとってプラスになるはずです。
場合によっては、アルバイトからそのまま社員になれるケースもあります。
学生を守ってくれる制度っていろいろあるんですね!ちょっと安心しました!
働きながらでも通える専門学校もありますし、がんばってくださいね!