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うさぎの治療費を払えないとどうなる?7つの対処法で大切な命を守ろう

うさぎの治療費を払えない お金が払えない

うさぎの治療費が払えない。どうしよう!早く治療してあげたいのに

うさぎの治療費は高額になりやすいです。すぐにお金が必要な場合は、カードローンなどがおすすめです。

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うさぎの治療費を払えないとどうなる?

大切な家族の一員であるうさぎを助けたいという気持ちだけでは、治療を受けられません。

うさぎを心配するだけでなく、治療費を用意するのが、飼い主としての愛の形です。

うさぎの治療が受けられない

動物病院は、利益を得るために営業をしています。

お金がなければ、治療は受けられません。

特に初診の病院ならば、対応がシビアになりやすいです。

しかし、日頃から行きつけにしている動物病院ならば、交渉次第では後払いや分割払いなどに対応してくれるところもあります。

いずれにしても「無料でうさぎの治療をしてもらう」は、あり得ません。

手元にお金がないのならば、何らかの金策が必要です。

病院から訴えられる可能性あり

後払いや分割払いの交渉が成立し、うさぎの治療をしてもらった後、「やっぱり払えません」は、通用しません。

支払いを拒否すると、病院から訴えられる可能性があります。

最初は電話や郵便物などでやんわりと督促をしますが、それでも支払いをしないと、法的手段を取るかもしれません。訴訟を起こされ、民事調停に進みます。

治療費以外に手数料や弁護士代なども、請求されるでしょう。

口座や給与の差し押さえなども、ありえます。

うさぎの治療費相場は?

人間は健康保険がありますが、動物にはありません。

ペット保険などに入っていない場合は、全額自己負担です。

うさぎの治療費用は、犬や猫とあまり変わりません。

犬と違い、狂犬病ワクチンの義務などはありませんが、うさぎの健康関連の費用も、それなりの金額です。

初診料

初めての病院では、初診料というものがあります。1,000円~2,000円程度です。2回目以降は再診料として、800円~1,000円程度かかります。

受診の間隔が空きすぎると、再診料ではなく、初診料を取られることもあるので、注意しましょう。

このほか、夜にうさぎの様態が急変して動物病院に駆け込むと、夜間診療代などが加算されることがあります。

各種検査

下記はうさぎによく行われる検査と、その平均的な費用です。

検査内容 費用の目安
健康診断(触診・心音など) 800円~1,500円
エコー検査 3,000円
糞尿検査 1,000円~2,000円
レントゲン 5,000円
血液検査 5,000円

症状によって、受ける検査は違います。

良心的な動物病院ならば、必要な検査だけを行い、不要な検査を無闇に行いません。

治療費

下記はうさぎによく行われる治療と、その費用です。

治療内容 費用の目安
点滴 2,000円~3,000円
注射 1,200円~2,000円
前歯カット 2,000円
投薬 1,000円~5,000円
爪切り 500円
耳掃除 500円

爪切りや耳掃除などは、素人でも可能です。

しかし、加減を間違えると怪我や病気の原因になってしまいかねないので、動物病院で処置してもらう人もいます。

下記はうさぎのよくかかる病気とその症状、そしてトータルの治療費の目安です。

病名 症状 費用の目安
スナッフル
  • 鼻水、クシャミ
  • 呼吸障害
  • スナッフリング
10,000円
不正咬合
  • 食欲不振
  • 硬いものを食べない
  • 口の周りが涎まみれ
  • 便が小さい
15,000円
外耳炎
  • 耳や頭を頻繁に振る
  • 耳の穴がふさがる
10,000円

定期的に前歯カットをしてもらうことで不正咬合を、プロに耳掃除をしてもらうことで外耳炎を、予防できます。

病気になる前から定期的に動物病院に行き、うさぎの長生きと、治療費の節約を目指しましょう。

手術費用

手術が必要な場合、費用は更にかさみます。

下記の手術関係のお金に加え、通院や治療が必要なことが多いです。

手術関係の項目 費用の目安
手術費 2万円~10万円
麻酔 1万円~2万円
点滴 2,000円~3,000円
入院(一泊につき) 3,000円~5,000円
投薬 1,000円~5,000円

うさぎの去勢手術や避妊手術は、トータルで3万~5万円が目安です。

腫瘍の除去は1回10万円が目安ですが、悪性腫瘍の場合は何度も手術が必要な場合もあります。

うさぎの治療費を払えないときの7つの対処法

うさぎを助けたいならば、お金を工面する方法を知りましょう。

病院や家族に相談すると、親身な対応をしてくれる場合があります。

また、ペットの治療費を諦めることができないのは、あなただけではありません。

お金を貸してくれるところも、たくさんあります。

病院に相談

動物病院が分割払いを了承してくれる場合もあります。窓口で相談してみましょう。

ただし、全ての動物病院が全ての飼い主に対し、了承してくれるわけではありません。

日頃からお世話になっていて、今まで支払いトラブルのない飼い主ならば、分割払いに対応してくれる可能性があります。

しかし、初診だったり過去に支払トラブルがあったりする飼い主の場合は「よその病院を当たってください」などと、断られるかもしれません。

分割払いの規定も、動物病院によって違います。

不用品を売る

不用品を売り、治療費に充てましょう。

貴金属やブランド品などは、質屋がおすすめです。その場で現金変えてもらえます。

そのほか、メルカリなどのフリマアプリは、幅広いものを売れるので、おすすめです。話題の書籍やグッズなども、いい値段が付きます。

買ったけれど使わなかったペット用品などは、ありませんか?

ただし、開封済みのエサの販売は、メルカリの規定により禁止されているので、注意してください。

また、メルカリを利用する場合、出品してもいつ売れるか分かりません。

売り上げが振り込まれるまで、数日かかることもあります。

家族や友人に相談

家族でうさぎを飼っているのならば、一緒に治療費を負担してくれないか、相談しましょう。

別世帯で暮らしている場合でも、お金をいくらか援助してくれたり貸してくれたりする可能性があります。

日頃から、あなたがうさぎをかわいがっているのを知っている友人などにも相談してみましょう。

とはいえ、ペットの価値観や経済状況は、人それぞれ。協力を断られたとしても、「冷たい人」と思ってはいけません。

また、お金を貸してもらえるときには感謝の言葉だけでなく、借用書を書き、返済計画を提示するのが誠意です。

ペットローンを利用する

ペットローンは、下記の2種類があります。

  • 銀行が提供しているもの
  • ペットショップなどが提携している信販会社

うさぎなどの医療費は、銀行が提供しているものが便利です。

特に下記の2つの銀行のペットローンは利用者が多くいます。

銀行名 限度額 金利
スルガ銀行 800万円 4.0%~7.5%
イオン銀行 700万円 3.8%~8.8%

カードローンに比べると、金利が安いのが特徴です。しかし、審査に数日かかります。

そのため、緊急で現金が必要になった場合、利用できなかったり治療が遅れたりするかもしれません。

クレジットカード払いを利用する

動物病院がクレジットカード払いに対応している場合、クレジットカード払いがおすすめです。

即日払いができるだけでなく、ポイントが付くメリットもあります。

お金が工面できず一括払いができない場合、ボーナス払いやリボ払いなども選べます。

しかし、リボ払いを始めとする分割払いは手数料や金利が高くなりやすいので注意しましょう。

請求額が高額である場合、クレジットカードの限度額を解除しておくのを忘れると、使用できません。

クレジットカードのキャッシング枠を利用する

クレジットカードの支払いに対応していない動物病院もあります。

そんなときはクレジットカードのキャッシング枠を使い、現金払いをしましょう。

クレジットカードのキャッシング枠をあらかじめ設定してある場合、審査なしでATMから即日引き出せます。

しかし、キャッシング枠を設定していない場合は、審査に数日かかるので、急いでいる時には不向きです。

クレジットカードのキャッシング枠は、年利が18%程度します。ペットローンやカードローンに比べると、年利が高いです。

カードローンを利用する

カードローンはペットローンよりも金利は高めですが、即日融資に対応しているところが多いです。

審査が迅速で通りやすく、申込から30分程度で振り込んでくれるカードローンもあります。

一刻も争うような治療が必要なケースにおすすめです。

支払方法 年利(目安) 融資までの時間 特徴
ペットローン ◎(3.8%~8.8%) 数日 用途が限定されている
クレジットカードのキャッシング枠 △(7.8%~18%)
  • キャッシング枠の設定がある場合は、即融資
  • キャッシング枠の設定が無い場合は数日
  • キャッシング枠の設定があれば、すぐにお金を引き出せる。
  • 年利が高い
カードローン 〇(5%~15%) 最短即日融資
  • 審査が通りやすい
  • スピーディー

うさぎの治療費は高額になりやすい?

うさぎの生体は1万円程度で購入することもでき、犬や猫と比べると安いです。

しかし、うさぎは治療費が高額になりやすく、決して「手頃に飼えるペット」ではありません。

高額になりやすい理由を解説します。

うさぎの治療に対応している病院が少ない

うさぎを診てくれる動物病院は、犬や猫に比べて少ないです。

うさぎの治療は、価格競争が起きにくいうえ、特殊な技術や知識が必要なのでので、値段が高くなることがあります。

また、遠方の動物病院しか選択肢がない場合は、交通費もかさみやすいです。

動物病院側のリスクが高い

うさぎは下記のようにデリケートな生き物なので、病院側のリスクが高いです。

  • ストレスに弱く、治療の恐怖でショック死することもある
  • 骨が弱く、治療中の事故でケガや骨折をしやすい
  • 症状が出にくく、診断が難しい
  • 特殊な技術や知識が必要

うさぎ専門の獣医師は少なく、うさぎの診療を行っている動物病院であっても、犬や猫の治療と比べ、手探りの治療になってしまいがちです。

また、うさぎは症状が出にくいため、獣医師の見立てよりも重症で、治療の甲斐なく、あっという間に死んでしまうこともあります。

動物病院側はリスクを考慮した費用を提示するため、高額になりやすいです。

うさぎの治療費のためにできる事前の対策

日頃からうさぎのために備えていれば、治療費で慌てることはありません。

うさぎが健康で、余裕があるときにこそ、この幸せを長く続けるための対策を講じておきましょう。

長く飼育していれば、絶対に治療が必要になる日が来ます。

お金を貯めておく

「備えあれば、憂いなし」という言葉もあります。

日頃から十分にお金を貯めておけば、いざというときにも慌てません。

後悔しないためにも、普段の貯金とは別に、大切な家族の一員であるうさぎ専用の積み立ても作っておくのがおすすめです。

うさぎはデリケートな生き物なので、大切に育てていても、病気は珍しくありません。

特に年齢を経れば、健康問題やトラブルは増えます。

うさぎの治療費は、エサ代などと同じくらいの「必要経費」、あるいは「想定内の出費」だと考えましょう。

ペット保険に加入しておく

ペット保険というと、犬や猫を思い浮かべる人が多いでしょうが、うさぎが加入できるペット保険もあります。

ペット保険は、うさぎが若く健康で、懐に余裕があるうちに備えておくと、いざというときに安心です。

うさぎも入れるペット保険は、下記の2つが特に人気です。

項目 アニコム損害保険 SBIプリズム少額短期保険
加入可能年齢 0歳以上3歳11ヵ月未満 生後30日以上11歳未満
月額保険料 2,460円~3,270円 3,130円~3,780円
保証割合 50%~70% 100%
通院補償
  • 1日最大10,000円~14,000円まで
  • 年間20日まで
  • 1日最大4,000円~5,000円まで
  • 年間30~60日まで
手術保証
  • 1回10万円~14万円まで
  • 年間2回まで
  • 1回最大6万円~9万円まで
  • 年間2回まで
  • ガンは保証対象外

保険会社やプランによって負担割合や加入条件、対象外の疾患などがあるので、契約前によく検討しましょう。

良心的な料金でうさぎの治療をしてくれる病院を探しておく

動物病院の治療費は、病院側が自由に設定できます。

獣医の力量もそれぞれです。

日頃からうさぎの健康診断も兼ねて、腕が良くて良心的な治療費の動物病院を探しておきましょう。

うさぎの具合が悪くなってからでは、じっくりと動物病院を探したり判断したりしていられません。

また、何度か通院の実績があると、前回通院した時との比較もできるので、うさぎの診断の精度も上がりやすいです。

うさぎの治療費を払えない!と悩む前に備えを

うさぎは、デリケートな動物です。

診られる獣医師も限られており、治療費がかさむことがあります。

治療費に慌てないように、日頃から健康管理に力を入れるだけでなく、貯金やペット保険などで備えておきましょう。

お金がないときは、ペットローンやカードローンなどの選択肢もあります。

大切な家族の一員であるうさぎの元気と健康を守るため、最適な選択をしましょう。